喪中はがきで故人を偲ぶ会

喪中ハガキを作ることで、改めて故人との繋がりを再認識できる・・・

母方の祖母が亡くなった時に、私は喪中はがきを自分で作りました。
自分のぶんと両親のものを合わせても、大した枚数ではなかったので、わざわざどこかに印刷に出したり申し込む程ではないと思ったのです。

 

毎年年賀状を作る時に私は、書店で販売しているDVD付きの、簡単にその年の干支が入った年賀状を印刷できる本をいつも購入していたので、付録としてその本の後ろの方に載っている、寒中見舞いや喪中はがきの所を探しました。

 

すると、一冊あたり幾つもの種類の喪中はがきの例が載っていて、年賀状と同じように、イラストだけを使ったり文字や文章を変えたりする事も出来て、とても楽でした。

 

文章は自分でアレンジして、いくつかのパターンを作り、コピー用紙に印刷して、両親にも見て貰い、一番良いと思うものを選びました。

 

ハガキは、郵便局で喪中用のものを買うか、分厚いポストカードの様なものに喪の切手を貼って出すかで迷いましたが、迷った末に経費と時間の節約の為、郵便局のハガキを買いました。後は印刷するだけで出せるので、簡単でした。

 

いくらでも、安い値段で業者に注文する事は出来ましたが、祖母の事を偲びながら、どれが祖母らしいかな等と心をこめて選び作る作業は、悲しい気持ちもありましたが、決して面倒だとは思いませんでした。

 

やはり私は、手作りで作って良かったと今でも思っています。

 

喪中はがきがつないだご縁

中学校を卒業し高校も卒業した頃に、なんとなく懐かしくなり、
中学時代にお世話になった先生方に年賀状を出したことがありました。

 

何年も経っているのに懐かしい話などをお返事くださり、嬉しくなって次の年も年賀状を出しました。

 

音楽の先生は、改めて住所を見ると、思っていたよりお近くにお住まいで、3年目の年賀状に「一度遊びに伺いたいです」と書きました。すると、「今、少し体調が良くないのです」というお返事が返ってきました。そのときは、風邪でもひいてらっしゃるのかな、くらいにしか思わなかったのです。
その年の暮れ近く、1枚の見慣れない差出人からの喪中はがきがありました。

 

父宛だと思っていたのですが、宛名を見ると、私宛です。
差出人の男性名に、まったく覚えがありません。
本文を見て、驚きました。音楽の先生のお名前が、そこにありました。
差出人は、旦那様だったのです。私が、たった3回、年賀状のやりとりをしたことで、喪中はがきを送ってくださったのでした。

 

それがご縁で、お線香をあげに、ご自宅へ伺いました。初めてお会いする旦那様は、とてもにこやかに出迎えてくださいました。
喪中はがきが届かなければ、一生お会いすることはなかったでしょう。
こんなご縁もあるんだと思った出来事でした。

2016/05/06 23:55:06 |

友人のお父様が亡くなられた時に頼まれて自宅のパソコンで制作したのは、喪中ハガキの代わりに出すという寒中見舞いでした。

 

心がけたのは友人の意向もあって、あらたまり過ぎず、
かと言ってカジュアルになり過ぎないという事です。
私が年賀状用に書店で購入した技術評論社の年賀状作成ソフトの中に喪中ハガキと寒中見舞いのデザインがあったので、それを使って作ることにしました。

 

亡くなったお父様は仕事の傍ら野菜作りをしていらして、
私もよく野菜を頂いていたので寒中ハガキに蕪のイラストを選びました。

 

文章は、私の家に届いていた喪中ハガキを兼ねた寒中見舞いの中にとても心に響くものがあったので、それをアレンジして使いました。

 

内容は、ご丁寧な年賀状に対するお礼、誰が亡くなったか、
お知らせが行き届かなかった事のお詫び、相手への気遣いの言葉などです。

 

お父様をイメージさせるイラストも含めて出来上がったハガキを、
友人夫婦がとても喜んでくれたので作って良かったなと思っています。

2016/05/06 23:53:06 |

義母が亡くなったことで初めて喪中ハガキを作ることになり、
主人と話し合った結果、費用が安く済むという理由で市販の喪中ハガキを購入しました。
あいさつ文のみ印刷されており住所や氏名はホームページからテンプレートをダウンロードして作成できるというものでした。

 

いざ作成に取り掛かろうとすると上手くいかず試行錯誤していると、
なんと自宅のパソコンにはMicrosoft wordが入っていないことが分かりました。
テンプレートを使用するにはソフトが必要だったのです。
主人も私もパソコンには疎く、そんなことを確認することなく喪中ハガキを購入していました。

 

住所や氏名だけならなんとか印刷できないかといろいろ試しましたが上手くいかず、
手書きで書こうかとも思いましたが不恰好な気がして断念しました。

 

結局、近くのコンビニで喪中ハガキの作成を依頼して送ることが出来ましたが、
市販の喪中ハガキ代や時間もかかってしまったしケチケチせず最初からすべてお願いしておけば良かったと後悔しました。

 

もし、また喪中ハガキを作成することになったら迷わずお願いしようと思いました。